国際活動
当協会では、アメリカとヨーロッパ(ドイツ)にある事務所を通して、海外からの最新の情報を収集し、その情報を元に政策の提案や国際フォーラム・視察ツアーなどの取り組みを行っています。また、各国の自治体やNGOとの交流や、視察の受け入れをしています。
海外では、ポーランドのオオカミ保護基金の推進、ベトナムの国立公園の保護プロジェクト、ネパールでは絶滅危惧種オオヅルを保全するプロジェクトなどをはじめとする、自然と共存したくにづくりの支援を行っています。
●アメリカ事務所
アメリカ事務所では、連邦政府をはじめ各州政府、NGOなどと交流をもち、常に最新の情報を集めています。自然や生きものについては、北米だけでなく中南米も含めた広い範囲から情報を集めています。
●ヨーロッパ事務所(ドイツ)
ヨーロッパ事務所では、EU本部、OECDなどの国際機関や多くの環境先進国から、環境・農業・エネルギー政策など、多方面にわたる情報を集めています。特に事務所のあるドイツでは、連邦・州政府だけではなく、地方の行政やNGOとの交流も盛んです。
ドイツの『昆虫保護行動計画 昆虫の大量死に対して協働で効果的に取り組む』日本語版 |
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ドイツの昆虫が27年間で75%以上減少したという衝撃的な研究報告が、2017年秋に発表されました。ドイツ連邦政府は、ことの重大性を深く認識し即座に行動を開始、連邦議会および州政府、NGO等各関係機関・団体との協議や市民とのオンライン対話等を経て、2019年9月、昆虫の大量死を阻止するための包括的な政策パッケージである昆虫保護行動計画を策定しました。(公財)日本生態系協会と日本ビオトープ管理士会は、日本の皆様にこの計画の内容をいち早くお知らせするため、ドイツ連邦政府の許可を得て、日本語版の発行を共同で行いました。これはその概要版です。
▼日本語概要版(A4判10ページ)のダウンロードはこちら
▼日本語完全版(印刷冊子、A4判66ページ)の入手方法
▽配布対象:日本生態系協会の有料会員(個人会員、環境保護団体会員、学生団体会員)
※日本生態系協会のエコネット会員及び非会員については、有料会員登録の上、お申し込みください。 有料会員登録はこちら
▽申込方法:
ご送付先の住所・宛名を明記し、390円分の郵便切手を貼付した返信用封筒(角形2号)を下の宛先に お送りください。
▽返信用封筒と切手の送付先:
〒171-0021 東京都豊島区西池袋2-30-20音羽ビル
(公財)日本生態系協会『昆虫保護行動計画日本語版』係 宛
※会員区分に関わらず、おひとり(1団体)1冊となります。
※企業・団体会員は、会員特典として、ご請求いただかなくとも、もれなく1冊お送りします。
※送料が許す範囲で、当協会の活動に関連する資料を同封させていただく場合があります。
※いただいた個人情報は当協会のプライバシーポリシーに沿って利用及び管理いたします。
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「洪水リスクのアセスメントおよび管理に関する2007年10月23日付2007/60/EC欧州議会および欧州理事会指令」和訳 |
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2007年11月、EUが発行した新しい洪水指令は、これまでの河川管理のあり方を根本から変える、洪水予防のプロセスを示しています。
▼ダウンロードは こちら
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カウントダウン2010宣言に加盟(日本初) |
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気候変動枠組み条約と並び、環境問題の最も重要な課題である生物多様性条約。
この条約では2010年までに、生物多様性の質の低下を食い止めるという目標が国際的に掲げられました。この目標年である2010年に開催予定のCOP10(第10回生物多様性条約締約国会議)が名古屋市で開催されました。
当協会は、2010年に向けた目標を達成するために活動する国際団体「カウントダウン2010」の宣言に同意し、日本初のメンバーとして2007年5月3日に、正式な加盟団体として受理されました。
▼(財)日本生態系協会宣言文はこちら |
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■海外視察ツアー |
■国際フォーラム |
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