トップページ > ECO-JAPANとは?
私たちの地球は、46億年という想像を超えた長い年月をかけて、とても微妙なバランスのうえに成り立つ「生態系」を形成してきました。土、水、大気、太陽の光、そして多様な生きものたちの深いつながりから成る生態系は、原始の時代から今日のハイテク時代まで、その豊かなめぐみをもって私たち人類の生存を支えています。
ところが、ここわずか100年という短い間に、産業・経済活動の急速な発達と、それに伴う人口の急増が起こり、人類はかつて経験したことのない生態系の大破壊を招いてしまいました。開発による身近な自然の喪失、地球温暖化やオゾン層の破壊など地球規模の問題、最近話題の環境ホルモン、そして多くの野生生物の絶滅など、失ったものはあまりにも大き過ぎます。21世紀を迎えたいま、経済・効率優先の時代から、環境優先の時代への転換が世界的に求められています。つまり、現在生きている私たちだけではなく、これから生まれてくる子どもたち、そして遠い将来の世代が自然のめぐみを受けることができる『自然と共存する社会づくり』が必要なのです。
1992年、ブラジルで「環境と開発に関する国連会議」が開かれ、従来の開発一辺倒から自然との共存への大きな方向転換が提案されました。ヨーロッパ諸国やアメリカなどの環境先進国では、都市計画、国土計画など土地利用の検討、積極的な環境教育、ボランティア活動など、すでに社会が一体となって取り組み始めています。世界に一歩遅れを取ってしまいましたが、わが国においても、従来のあり方を見直し、新しい社会づくりをしていかなければなりません。そして、そのとき必要とされるのは、専門家集団である環境保護団体の存在です。
私たち(財)日本生態系協会は、そのような社会的な求めに応じ、全国各地で活動している環境保護団体の結束のもとに設立されました。国内外の諸団体との交流をすすめ、自然と調和した国土利用に関する提言活動、調査・研究、普及啓発などを行うことによって、より豊かな自然を将来世代に手渡すことができる社会づくりに貢献しています。
